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date :2010年02月

【雑記】ささやかな感動

今まさに自室で、今度のロケスケお伺いメールを出したのですよ。
でコーヒー入れに台所へ行って、自室に戻ってきたら、
全員からメール返信きてやんの!(今回は2人だけど)

うーん、ささやかな、感動。
毎回こうだったらいいのにぃ~。
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【レビュー】ゴッドファーザー1

『不朽の名作』第2弾。
今更観ました、ゴッドファーザー。

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・独善的
・家族や組織守ると言ったって、やってることは一般的に見て結局悪
・ラストが、マフィアボスが代替わりして「まるで成長していない」

あれ。
なんかかぶる。
そうです、何の偶然か前回レビューの『風と共に去りぬ』と非常にかぶるんですよ。
……でもなんでしょうねぇ。
ものっすごい心揺さぶられるものがありました、こっちには。

「大切なものを守る為には悪いことだって汚いことだってなんだってしてやる!」
ってのが『風と』と『ゴッド』にまさに共通するところですが、
風と~の薄っぺらい昼ドラのノリとは全く別物な気がするのです。
風と~が恋愛メインなのに対し、
ゴッドは人の生死も含め、より『戦っている感』があるから、でしょうか。
マフィアの世界のステレオタイプを構築した作品、と言われるほどのリアリティーでしょうか
(いや、本当のマフィアの世界は知りませんが、
『イメージの中でのリアリティー』とでも言いますか)。

で、物語全編としては「まるで成長していない」なんですが、
アル・パチーノ扮するマイケル(マフィアボスのお坊ちゃん→後の2代目マフィアボス)に焦点を当てると、
彼なりの苦悩・葛藤と成長(善的なものではありませんが)が見えます。
マフィアボスの息子でありながらその『お家』を敬遠気味で、ふつーの幸せな家庭を育むかと思いきや、
やはり『家』の宿命からは逃れられず、それを受け入れ2代目やってやる、と。


総括。
家族愛だったり友人愛であったり金銭欲であったりナワバリ意識であったり、
といったものを守る為に、マフィアという世界で繰り返される悲劇と不条理を、外側から眺める作品。
といったところでしょうか。

特に家族・組織を守る為、という描き方をしている気がしますが、
なら「マフィアやめればいいじゃん。一家解散してカタギの仕事しろよ」
と思ってしまいそうなところですが、そのへんの不条理が悲劇。
「権力を持った人間には責任がある」という作中のセリフが印象に残っています。
逃れられない宿命ってあるのよね……。



あ、ちなみに私、映画を観るときは、
役者の上手い下手とか美術とか音楽とかにあまり見てません。
ほとんど脚本と演出のみにしか焦点当ててません。
という見方のレビューです。
……だったんですが、今回のアル・パチーノ、マーロン・ブランドは流石に凄い。

【レビュー】風と共に去りぬ

たまには久々のレビューでもしてみようかなと。

風と共に去りぬ。
『不朽の名作』と言われるこの作品を今更ながら見ました。

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感想。
「え……ヤダ何この昼ドラ」


……(’ー’;

物語を3行でまとめてみます。
あ、携帯からだと多分3行じゃないです。

『1860年くらいのアメリカ南北戦争の前後の時代に、スカーレットというビッチ女が
世間に翻弄されながらも強くたくましく更に超絶ビッチ女となって生きていく。
「紳士淑女」全盛期によくやった。ついでに、故郷っていいよね』

といったところでしょうか。


このスカーレットというキャラクターの受け入れ方で180度見方が変わるんでしょうねコレ。
私はとてもとても無理。

スカーレットとは、上流階級の娘で、村?では男にモテモテ。
その全員に色目を使い気を引き、妹の恋人でさえ平気で奪う。
周囲からは「はしたない」とウザがられる自由奔放女。
……というような「(大分譲歩して)小悪魔」キャラ。

何よりこのスカーレットが物語中で「ちょっとしか」成長していない点もよくない
(多少タフになり、悪女っぷりに磨きがかかった)。

元々悪女なスカーレットが、戦争の悲惨な状況を経て
「神様! 私、人を騙しても殺してもこの試練を乗り越えてみせる! 生き抜いてやる!」
と悪女になる宣言をしたところで、え、お前元々じゃん何言っちゃってるの状態。
世間に不幸にされたからって、今度は同じように自分も他人を蹴落として
(あこぎな商売、金の為の愛のない結婚)でも幸せになってやる!
ってのはどうにも納得がいかんですよ。

「綺麗事じゃねーんだよ!そういう清濁あってこその人間なんだよ!」
とおっしゃる方がいたら、それこそが綺麗事です。
スカーレットみたいな奴が自分の周りにいたら、と想像してみて下さい。

スカーレットキャラの唯一の救いが、
戦争集結間際のカオス期に、メラニー(スカーレットがご執心な男の妻)の出産をやり遂げ、
メラニーと赤子を連れて決死の覚悟で故郷ヘ戻るシーンですが、
よくよく考えてみるとこれもさほど美談でもない。
『不良がたまにいいことすると過剰評価されてしまう現象』(笑)と私は勝手に言っているのですが、
別にこれは普通の行為でしょうねぇ。
実際問題そんな状況に置かれたらどうだかわかりませんが、
映画的なドラマチックさはさほどない。


そして物語ラスト。
スカーレットがやっとこさ旦那に棄てられて一人になっちゃって。
「あぁ、彼の愛を取り戻すにはどうすれば、私はこれからどうすればいいの。
……明日考えよう。とりあえず実家に戻るか」
……(笑)
スラムダンクの安西先生のAAが真っ先に頭に浮かびました↓。


       iイ彡 _=三三三f           ヽ
        !イ 彡彡´_ -_=={    二三三ニニニニヽ
       fイ 彡彡ィ 彡イ/    ィ_‐- 、   ̄ ̄ ヽ     し  ま
       f彡イ彡彡ィ/     f _ ̄ ヾユ  fヱ‐ォ     て  る
       f/ミヽ======<|-'いシ lr=〈fラ/ !フ    い  で
       イイレ、´彡f        ヽ 二 _rソ  弋_ { .リ    な  成
       fノ /) 彡!               ィ     ノ ̄l      .い   長
       トヾ__ら 'イf     u    /_ヽ,,テtt,仏  !     :
       |l|ヽ ー  '/          rfイf〃イ川トリ /      .:
       r!lト、{'ー‐    ヽ      ´    ヾミ、  /       :
      / \ゞ    ヽ   ヽ               ヽ /
      ./    \    \   ヽ          /
   /〈     \                 ノ
-‐ ´ ヽ ヽ       \\     \        人


正確には「ほんのちょびっと」は成長していますが、根幹は変わらず。


しかし「不朽の名作」などと評価されるのには、
これが発表された時代(1939年)の世論的なものが大きい気がします。
作中のような紳士淑女が良しとされた時代からの脱却後の、新時代の幕開け期に、
こういう奔放で情熱的な生き方にちょっと憧れてしまう、
もしくは、こんな古い時代もあったけど新しい時代にあった生き方しようぜ!的なノリ。
だって現代人が見たら、スカーレットほどひどくはなくとも、
彼女と同じベクトルの人間て実際に周りにたまにいるので、受け入れがたいし。
今発表されてたら「不朽の名作」なんて評価はつきようがないでしょうね。

観る人間の感情を、正のものであれ負のものであれ掻き立てまくる、
という一点においては、このキャラクター設定は評価します。
すごいです。こんなに死んで欲しいと思わせるキャラ作りはそうそうできるものじゃない。


最後に、スカーレットが本命の男(結婚発表前日)に
言い寄るシーンが一番印象に残りました。
夕日バックのシルエットなんかよりも断然。

「私はあなたを愛しているの! 好き好き!
メラニーみたいなクソ女なんかやめて私と結婚して!
本当は私のこと好きなんでしょ?!」
「(あーこの女面倒くせーなぁ……)あぁ、好きだよ(友達としてね)。
もう行かなきゃ、じゃあね」

この男は悪くない(笑)



……と、上のを読み直してみて、このレビューって、
なんか昔悪い女に騙されて女に恨みを募らせる
虚しい独身男の愚痴っぽいな、と思いました。

【雑記】いわきで映画祭?

これ言っていいんだろうな。
広報したいんだから言っていいですよね。

『いわきで映画祭』が現実化しそうです。
先日主催者に話を伺いました。

・来年2月、会場は既に押さえてある(いわきの誇る、ありおーーーーーす!!)
・上映作品を集めている
・招待作品だけでなく、勿論主催側で『いわき市民による映画』もエントリーさせたい。
・で、3月からそのワークショップが始まる。
・「映画祭やるっていったって……一体何がしたいの?理念は?」という面倒臭い尻込み派もいる。

などなど。

私は「作品貸してくれ」のオファーでしたが、
もしかすると前作『思春期~』がリバイバル上映?されるかもしれません。
……いや、恥ずかしいですよ5年も前の作品はさすがに。
勿論現在製作中の『白薔薇~』もエントリーしたいところです。

ちょー楽しみです。

【雑記】思春期リフレイン・リフレイン

今回はおっさん臭い感傷です。
『思春期~』をご覧になっていない方には、
おそらく内容のわからないエントリーであろうと思われます。
『思春期リフレインズ』とは、私の前作で、
金八先生テイスト(でもないか?)の学園モノ映画です。


ちょいとドライブへ行ってきました。
目的地は、前作『思春期リフレインズ』のメインロケ地、いわき市鮫川村。の廃校。

5年ぶりくらいに通る道を走りながら、色んな思い出がリフレイン。

うちの実家の勿来(なこそ)から鮫川までの、くねくねくね山道。
よくもまあペーパードライバーばっかの車4台で無事故でたどり着けたものです。
しかも濃霧の時とかあったし。3M先は霧、と。

で、山道越えて、ベースとなった公民館・ほっとハウス鮫川を抜けて、
いざ学校。

確か5年前のロケ後、即工事が始まる予定で、
老人介護施設かなんかになる、とうろ覚えで聞いていたような。
と思ったら、幼稚園&保育園になってました。

KC3D0570.jpg


KC3D0569.jpg


村に一つの幼稚園・保育園だそうです。
とりあえず写真撮ってたら不審者扱いされました(笑)
野球部がケツバットをされていたグラウンドは、バスプールを作る為多少狭まったようです。

一つ一つ何かしら見るたびに思い出します。

・階段
「サユキちゃんは悪くない!」「ミツエちゃんにはわからないよ!」
華麗な足払い

・教室
「私が帰っちゃダメ?」
「サエコとキミエちゃんでいいんじゃねぇ?」
「孤高は美徳だ」

・校舎裏
「あ~ら委員長」
「チーズ食べようぜチーズ」
「サユキのくせに! 一人じゃ何も出来ないくせに! 私がいないと何も出来ないくせに!」

・職員室
「寒いですね~」
「……上、着てください」
「……あ、どおりで!」

・保健室
「人にかまわれて初めてアイデンティティを確立できる、そういうマゾ的な人種も少なからず存在しますからね」

やっぱメインロケ地だけあって、思い出す量がハンパないですね。
前作をご覧になっていない方には全くわからないネタで申し訳ありませんが。


作中のこと以外にも色々ありましたねぇ。

仮説トイレの到着が遅れて、ハタチ前のガールズに『草むらで用足しな』事件とか
(撮影後、役者からつっこまれました)、
リアル中学生エキストラの扱いにほとほと困り果て心が折れそうだったところを慰めてもらったりとか、
あまりに不釣合いな走り屋車が校舎前に並んでしまったりとか。


残り3回のロケ…のスケジュールが組めずに四苦八苦していますが、
前回の現場を超えられるよう最後までがんばるよあたい。
新年早々大分モチベが下がっている方もいるでしょうが、
もう少しだけ付き合って下さいネ。ネ!

近況

いわき市『非』公認のご当地ヒーロー映画『磐城七浜 ワダツミセブン』第4話制作開始。(2017年1月)

プロフィール

KAZAMI/羽賀慎一郎

Author:KAZAMI/羽賀慎一郎
風見映像スタジオ代表。
いわき市非公認ご当地ヒーロー映画『磐城七浜ワダツミセブン』監督・脚本・編集・プロデューサー。

福島いわきを拠点とし、市民参加型映画製作をしています。
人の生理に訴えかけられるような作品づくりが目標です。作品を通して、観て頂いた方々に、正のものであれ負のものであれ、何らかのEMOTIONを喚起できれば幸いです。

■いわき市非公認ヒーロー映画「磐城七浜ワダツミセブン」過去作品動画まとめページは<こちら>
ワダツミセブン公式サイトは<こちら>

■第2回いわきぼうけん映画祭実行委員会製作作品『R』、2013年2月完成。
まとめページは<こちら>

■2011年製作 自主映画『白薔薇が紅に染まるまで』まとめページは<こちら>
動画まとめページは<こちら>

■風見映像スタジオは『いわきぼうけん映画祭』を熱烈に応援しています。
<いわきぼうけん映画祭公式サイト>

■香盤表・ロケスケのテンプレのダウンロードは<こちら>

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