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【24】太陽流星もろもろ

『裸の太陽、孤独な流星』。
……サスペンス? なのかこれは?
というような出来になりました。
熱血ドラマですねこりゃ!

まずジャンル・キーワードの実現度について。
いかにそのお題に沿って作品を作れたか。

ジャンル『サスペンス』ですが、
これは製作途中までは確かにサスペンス的な流れでは進んでいたのですよ。
黒い車の所有者が、『なぜか追われる』。
サスペンスの定義からすると『何故かよくわかんないけど理不尽に』、
『何故かよくわかんないけど謎の人物に追われる』この2点はそれっぽく描けているはずです。
が、サスペンスっぽく見えないそのワケは。
大きな要因は、あえて邪道の『ハートフルサスペンス』を求めるがゆえに
役者が色々アドリブしちゃってそれが妙にはまってしまった、
というのもありますが(これは私を始めオッサン衆がワルノリしてしまいました…)、
やはり物語構成的な問題が大きい気がします。

なんかわかりやすそうな大雑把な流れでいくと、
ずばりサスペンスとは、大別して2種あるのかなと。

その1『推理もの』。刑事ドラマ等。
①何か事件が起こる? 誰がどこで何故どうやって?
②主人公ら(観客感情移入側)が探す
③犯人的なものを追い詰める。謎が解ける。
これは主人公が『追う』側の話です。

その2『追われる系』
①なんだかよくわからないけど追われる。何故?
②逃げる。
③何らかの方法で逃げ切ったり相手を倒したりして決着つく。追われる理由明かされる。

今回の『裸の~』は後者の構成にすればサスペンスに出来たのかなと。
つまり、裸の太陽が『命の危機を回避するために車が欲しいから追う』ではなく、
孤独な流星が『何故か追われる。何故かっていうとその車がないと、
裸の太陽の命の危機が訪れ最悪死んじゃうかもしれないから』という風に。
具体的に言うと、
裸の太陽(金持ちチンピラ)がチェイス中に車が欲しい理由を明かさない。
S-2の裸の太陽宅で『何故車が欲しいか』その理由を明かさない。
というかそもそもこのシーンは不要、あるいはラストに持ってくる。
この2点が解決できていれば大分サスペンスになったのかなぁ。
……と昨日くらいに思いました。

キーワード『黒い車』はまあいいでしょう。
使い方としてはかなり食い込んでるので。
『車』というワードからチェイス的な流れも生まれましたし、
お題を忠実かつ効果的に使えたと言っていいでしょうか。
ところで劇用車とか衣装とか全て参加者の自前ですが、
流星が乗る車はともかく、追う側の太陽の車も黒という。
他に動かせる車というと、私のロドスタ……は金持ちっぽくないし。
ここは『ラッキーナンバー』という要素を追加し、どっちも黒い車じゃん問題は解決。


さて、『これが24時間でなかったら』。
つまりは時間があればあの作品をより良くする為に私がするであろう作業を羅列。
・構成…上述の通り、もっとサスペンスにするべく色々練れたはず。
 色々詰め込みすぎましたね。
 一番のヤマで唐突すぎる『流星の覚醒』も、伏線含め他の案が必要なところです。
・ロケハン…時間の制約ゆえ、既に『知ってる場所』でロケ地を決めていきましたが、
 ちゃんとした場所探します。崖とか林道とかは大事ですね。
・撮影…9割くらい高校生にカメラ回してもらいましたが、もっとじっくり教えられれば。
・音調整…聞こえなくはないけどストレスを感じるレベル
・CG合成…難しいですね。合成云々以前にロケ時点での問題です。
 もっとちゃんとした場所で画角とか計算してやらなきゃ。
 ちなみにプロの現場では、CG屋が撮影現場でPCを広げ、
 その撮り方で合成可能かどうかいちいちチェックしながら撮影をします。
とこんなところでしょうか。
一言で言うとやはり準備段取り大事、です。
24時間耐久映画制作企画は映画制作の流れを0から100まで一通りは体験できますが、
一番大事な段取り部分をかなりおざなりにしているので。

しかし今回は、これまで映像を見るだけだったカメラ触ったこともない高校生らに
映像製作超入門的な感じで突発的に決行しましたが、若い感性って素晴らしい。
自主映画を10年もつくっていると、
どうしても『やれること』の範囲内でものをつくろうとしてしまいます。
自主映画制作者としては『やりたいこと』を設定し『やれること』をそれに近付けていくのが理想です。
そんな風に刺激を受け、私たちとしても非常に実のあるものとなりました。

一例。
『太陽がチェイスの果てに流星を追い詰めるがそこでピンチに。
森の動物達に囲まれる。熊に襲われる』
こういう発想は私には出てこない(笑)
今回のこの案は残念ながら高校生には妥協してもらいましたが、
今後レベルアップし『やれること』を『やりたいこと』に
どんどん近付けていってもらいたいものです。


最後に高校生からもらったコメントを一つ。
『映画は観るより作るほうが楽しいって気付いちゃいました!』
作品の出来云々は置いてといて、この企画をやった甲斐があったもんです。
私が『人を育てる』レベルには達しちゃいないことは自認していますが、
こんなこと言われちゃうと私嬉しくなっちゃう。
というわけでいわきの自主映画制作者が二人増えました。
よし、おっけい!


おまけ。崖の合成素材2点。
■崖
bl2.jpg

■うちの庭
bl.jpg

■合わせてどどん
bl3.jpg
AE標準のカラーキー4段重ねと、サングラス部分をマスクで残した(緑が映り込んじゃってるので)のみです。
崖に手がかかる部分の草に違和感。もとい全体的に違和感。
これってキーイング専用のプラグイン入れればもっとサラっとできちゃうものなのでしょうか。
キーイング詳しい方教えて下さい。
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secret

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comment

ほえ~

凄いね!めっちゃ感動!合成凄い~(*´∇`*)
パソコン凄い!←え?(笑)

No title

でしょ? すごいでしょ?
そう、すごいんですよ最近のパソコンは~!

お互い使いこなせるよう頑張りましょうw

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近況

いわき市『非』公認のご当地ヒーロー映画『磐城七浜 ワダツミセブン』第4話制作開始。(2017年1月)

プロフィール

KAZAMI/羽賀慎一郎

Author:KAZAMI/羽賀慎一郎
風見映像スタジオ代表。
いわき市非公認ご当地ヒーロー映画『磐城七浜ワダツミセブン』監督・脚本・編集・プロデューサー。

福島いわきを拠点とし、市民参加型映画製作をしています。
人の生理に訴えかけられるような作品づくりが目標です。作品を通して、観て頂いた方々に、正のものであれ負のものであれ、何らかのEMOTIONを喚起できれば幸いです。

■いわき市非公認ヒーロー映画「磐城七浜ワダツミセブン」過去作品動画まとめページは<こちら>
ワダツミセブン公式サイトは<こちら>

■第2回いわきぼうけん映画祭実行委員会製作作品『R』、2013年2月完成。
まとめページは<こちら>

■2011年製作 自主映画『白薔薇が紅に染まるまで』まとめページは<こちら>
動画まとめページは<こちら>

■風見映像スタジオは『いわきぼうけん映画祭』を熱烈に応援しています。
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