041234567891011121314151617181920212223242526272829303106

スポンサーサイト

上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。

1/19撮影分改定稿

■R終盤改訂稿(1/19撮影分)
S-22変更ナシ


S-24 アリオス外 正面口【アリオス】
REIKA「ひかり先輩の望みは何。アンタのしたいことは何。私が言いたいのはそれだけ。(7メンバーに)……行くよ」

REIKA、7メンバーアリオス中へ。

あかり、携帯電話を取り出す。着信・メールともにナシ。
時間経過。
あかり、行き交う通行者を見る。
タイムスケジュール看板前でたむろする観客。

観客EX「G会場って小劇場だっけ? 中?」
「七浜とRには間に合ったな」
「あ、Rのボーカル、代わるらしいぜ」
「え、ひかりさんじゃなくなんの? マジで?」
「ひかりが出ないなら見る価値ねーわ、他行こうぜ」

観客ら、去る。その姿を見送るあかり。
アリオス内から慌しくマチコンスタッフがやって来る。
   
スタッフ「あ、いた、Rの皆さんですよね。受付済ませて楽屋スタンバイして頂いてよろしいですか?」

スタッフ慌しく去る。

ケンタ「そろそろ時間だな」
あかり「ごめん……やっぱり私、歌えない。やっぱり私には無理だよ……。お姉ちゃんの代わりになんてなれないよ。お姉ちゃんはカリスマ性というかアイドル性というか、そういうのがあって、誰からも好かれるし、社交的だし、明るくて元気だし、それに比べて私は―――」
ヤス 「ふざけんなよ! 約束したろ! お前歌うって言ったじゃねぇかよ!」
ケンタ「ヤス落ち着け。(あかりに)どうしても無理か?」

あかり、小さく頷く。

ケンタ「……今回は残念だけど、辞退しよう」
ヤス 「何でケンタさんはそんな冷静でいられるんすか! ひかりさんが来ない事なんてわかりきって―――」
ケンタ「おい、それ以上は言うな。お前にあかりの気持ちはわからないだろう」
ヤス 「そんなもんわかんねーっすよ! わかんねーけど! わかんねーから! ライブするんじゃないすか! くそっ」

ヤス、去る。

ケンタ「……俺、事務局に話してくるから」

ケンタ去る。
あかり、地面に体育座りで座り込む。



S-31 アリオス外 正面口【アリオス】
正面口で座り込んでいる茫然自失のあかりの携帯電話に着信。
あかり、携帯電話を取り出す。発信者名は『非通知』。あかり、電話受ける。

あかり「……お姉ちゃん?」
REIKA(ひかりN)「……よう、久しぶり。返事遅れてごめんな、お姉ちゃんだ。元気にしてるか?」
あかり「え……うん、今どこに、いるの?(やや不審がりつつ)」
REIKA(ひかりN)「ちょっと今日はわけあっていけなくなった。ごめんな。というか多分、これからアタシはライブには出られないだろう。だからあかり、お前が歌え。Rはお前に任せる。というかRはお前のバンドだ。アタシがいなくても大丈夫。お前はお前のやりたいことを自分の力でやるんだ」
あかり「でも、私」
REIKA(ひかりN)「ガタガタ言うんじゃないの。デブとチャラとハゲがお客さんが待ってるよ。あ、ハゲとデブは一緒か。それと、多分あのかわいくてイケてるREIKAもノリで協力してくれるだろう。早く行ってあげな」
あかり「そんなこと言っても、私には無理だよ……」
REIKA「いい加減にしろ!」

間。

REIKA「ベースのチャラい奴の家は船を失くして失業状態だし(※ステージ上のヤス演奏インサート。音ナシ)、ドラムのデブはかまぼこ工場でパート中だったお母さんを亡くしてる(※ケンタが舞台袖から出てきてドラム叩き始める。音ナシ)。そんな状態でもお前を支えようとしてくれてるんだよ! その気持ちがわかるか? わかるよなお前だったら!
ここには、アンタを待ってる人が大勢いる。皆がお前を立ち上がらせようとしている。それはお節介か? アンタはそれを余計なお世話だほっとけと一蹴してまた閉じこもるのか?  お前がまた前に進めるのはいつだ、お前が――――(一瞬言いよどんで)」

↓同時に
REIKA「お前がひかり先輩の死を受け入れられるのはいつだ!」
ひかり「お前が私の死を受け入れられるのはいつだ!」

あかり、号泣。


終わり
スポンサーサイト

コメントの投稿

secret

top↑

comment

trackback


この記事にトラックバックする(FC2ブログユーザー)

top↑

近況

いわき市『非』公認のご当地ヒーロー映画『磐城七浜 ワダツミセブン』第4話制作開始。(2017年1月)

プロフィール

KAZAMI/羽賀慎一郎

Author:KAZAMI/羽賀慎一郎
風見映像スタジオ代表。
いわき市非公認ご当地ヒーロー映画『磐城七浜ワダツミセブン』監督・脚本・編集・プロデューサー。

福島いわきを拠点とし、市民参加型映画製作をしています。
人の生理に訴えかけられるような作品づくりが目標です。作品を通して、観て頂いた方々に、正のものであれ負のものであれ、何らかのEMOTIONを喚起できれば幸いです。

■いわき市非公認ヒーロー映画「磐城七浜ワダツミセブン」過去作品動画まとめページは<こちら>
ワダツミセブン公式サイトは<こちら>

■第2回いわきぼうけん映画祭実行委員会製作作品『R』、2013年2月完成。
まとめページは<こちら>

■2011年製作 自主映画『白薔薇が紅に染まるまで』まとめページは<こちら>
動画まとめページは<こちら>

■風見映像スタジオは『いわきぼうけん映画祭』を熱烈に応援しています。
<いわきぼうけん映画祭公式サイト>

■香盤表・ロケスケのテンプレのダウンロードは<こちら>

■コンタクトは下記メールフォームからお願いします。

メールフォーム

名前:
メール:
件名:
本文:

最新記事

最新コメント

最新トラックバック

月別アーカイブ

カテゴリ

検索フォーム

RSSリンクの表示

リンク

ブロとも申請フォーム

QRコード

QRコード
上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。